Yellow Monkey Brewing の醸造設備の特徴の一つでもある、Open Fermenter (開放式タンク)。ビール醸造の伝統的な手法でありながら、酵母のポテンシャルを最大限引き出す可能性を秘めた開放式タンクを活用し、新たな香りの創造に挑戦する試みに打って出ます。 今回はマスカット果汁に残っている香り成分を、ホップと酵母のコンビネーションによって強化するのが狙いです。目指すは、圧倒的で爆発的なアロマ！！ ■ ヘッドブルワーによる商品解説 Style: Fruit Ale ABV: 6.0% IBU: 36.4 Hazy に適したエール酵母を使用してOpen Fermenter (開放式タンク) で発酵させた後、マスカット果汁とワイン酵母を投入、そしてマスカットのような香りを持つアメリカ産の Cascade をドライホッピングとして追加し、二次発酵させて仕上げています。 仕込み工程での糖化とワールプールで、ニュージーランド産 Motueka ホップを使用することにより、ワイン酵母が持つ酵素が働いて、さらにマスカットの香りが引き立ってきます。 マスカットの香りを引き出すために精密に計算し、YMBの特徴でもある Open Fermenter (開放タンク) で発酵させることにより、香り高く切れがあり、そして味わい深い Fruits Hazy IPA に仕上げています。